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ツイッターでバズっているこの写真!
後ろの吉田牛肉店の紳士の方がよっぽど気になるのだが pic.twitter.com/AeuQ9SxN6w
— 湯本の温泉 (@onsen_ramone) March 14, 2021
写真のメインは中央で写っている秋元梢さんとEmmaさん。
お二人ともとてもお美しいのですが、その横でチラリと存在感を放つ男性。
「陸軍御用 吉田牛肉店」と書かれた法被と、その上に「有限会社眞々田製瓦工房」と書かれた上着を重ね着している紳士。
・・・イカしてるなっっ!!!!
ツイッターでもこのメインの女性2人よりも、脇の紳士の方が気になって仕方がないという反応がとても多くみられました。
いったいこの男性はどこでこの法被を手に入れたのでしょうか?
そこで今回は、「吉田牛肉店の場所はどこ?法被を着た紳士がツイッターで話題!」と題して、
吉田牛肉店の場所
有限会社眞々田製瓦工房の場所
についてご紹介していこうと思います。
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サラッと読むための目次
吉田牛肉店の場所
フランスで撮影された写真に写り込んでいた男性が着ていた法被に書かれていたのが「陸軍御用 吉田牛肉店」という文言。
日本にあるお店なのか調べてみると、山形市に「吉田精肉店」というお肉屋さんがあることが分かりました。
【吉田精肉店の歴史】
1912年 | 吉田吉兵衛が山形市香澄町字霊石(現:山形市城南町)で農家として創業 |
---|---|
1914年 | 吉田みよ(吉兵衛の妻)が農家の傍ら牛豚の肥育営む |
1929年 | 吉田吉三郎が山形市城南町で牛豚鶏の養豚・畜産業が開始 |
1938年 | 三百坪土地を購入 |
1953年 | 吉田畜産株式会社が設立 |
1954年 | 山形市城南町で吉田精肉店が営業開始 |
1957年 | 山形市香澄町に吉田牛肉店を新装開店 |
1972年 | 山形市香澄町に駅南ビルを建設 |
1973年 | 山形市香澄町で吉田精肉店が開店 |
歴史を見る限りだと、「陸軍御用」というのに関連付けられるところはないようです。
また、法被に書かれた「吉田牛肉店」の「吉」の字は3画目が1画目よりも長い「吉」です。
吉田精肉店の公式HPの沿革のところに昔の白黒写真が載っているのですが、そこで書かれている「吉」の字は、1画目の方が3画目よりも長い「吉」なんですよね。
そういった細かな違いからも吉田精肉店は、法被に書かれた吉田牛肉店とは異なるお店なのではないかと考えられます。
この他にも類似した店舗はないか調べてみましたが、該当するお店は見つけることができませんでした。
もしかしたら、紳士が来ていた法被は実際の牛肉店で作られたお店の法被ではなく、日本のお土産として売られていた、ただの法被だったのかもしれません。
だとしてもとても素晴らしい着こなしですよね。
イケおじ最高です。
ちなみに他にもこの吉田牛肉店の法被を着ているイケおじがいました。
ここにも吉田牛肉店/『【パリブログ】”JAPAN EXPO”体験記⑦(個性的なコスプレ編)』
⇒ https://t.co/KFry0ke0ug #アメブロ @ameba_officialより— 78rpmyuka (@78rpmyuka) March 15, 2021
やはりお土産用に大量生産されたもの?なのでしょうか?
有限会社眞々田製瓦工房の場所
法被の上に来ている上着にも「有限会社眞々田製瓦工房」という文字が書かれています。
こちらも本当に存在する会社なのでしょうか?
調べてみたところ、有力候補としてヒットしたのが、さいたま市にある「有限会社真々田製瓦所」という会社です。
この会社は2015年に設立されていますが、2年後の2017年には閉鎖されているようです。
名前は近しい会社でしたが、こちらも名前入りの服を製作していたという記録は特に見当たりませんでした。
やはり法被同様、実在している会社が作ったものではなく、日本っぽい文字をあしらって作られた服とみるのがベターかもしれませんね。
まとめ
今回はツイッターで話題となった「吉田牛肉店」と「有限会社眞々田製瓦工房」について調べてきました。
どちらも類似した名前の会社があることは分かりましたが、法被に書かれているお店かどうかは確証を得ることができませんでした。
だた、字体の違いなどを考慮すると違うお店であるという可能性の方が高く、法被に書かれた会社自体が存在しないのではないかと思われます。
ひょんなことから注目を浴びてしまった紳士の方ですが、日本も認めるイカした着こなしは本当に素晴らしいですね。