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2019年10月12日(土)〜10月13日(日)にかけて日本を大変な暴風雨に巻き込んだ台風19号ですが、過ぎ去った後も各地でたくさんの被害が発生しています。
中でも大きなニュースになっているのが、北陸新幹線の車両基地センターの水没です。
千曲川が氾濫した影響で、車両基地センターにある複数の新幹線の車両が浸水したみたいなんですよね。
まずはその被害範囲の把握が急がれていますが、北陸新幹線の復旧の見込みはいつごろになるのか気になりますね。
また、今回の浸水で被害を受けた新幹線は、点検の上また利用するのか廃車になるのかもまだ分かりませんし、どちらにせよ整備等でものすごい被害額になりそうですよね。
廃車になった場合には、何か別の新幹線を代走させて対応するのかというのも気になります。
そこで今回は、台風19号の影響で運休している北陸新幹線の復旧の見込みはいつになるのかや、浸水した新幹線の被害額や代走について調査していこうと思います。
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台風19号|北陸新幹線の復旧見込みはいつ?
【2019,10,15 追記】
JR東日本から今後の見通しについて発表がありました。
【お知らせ】
10月15日16時30分現在
台風19号の影響により、現在も北陸新幹線及び中央本線の一部区間で運転を見合わせが続いています。お客さまにはご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後の見通しについては以下をご覧ください。#JR東日本 #北陸新幹線 #中央本線 pic.twitter.com/hTUaElhfo7— JR東日本【新幹線】運行情報 (公式) (@JRE_Super_Exp) October 15, 2019
現地付近の浸水が解消され、15日から冠水箇所の点検作業に入ったようです。
現時点ですでに信号関係の電源装置系に異常がみられており、復旧作業に1〜2週間かかる見込みとのことでした。
そのため、運行再開については早くても1〜2週間、その他に異常が見つかった場合にはもっと時間がかかる可能性があるそうですので、復旧まではもうしばらく待つしかなさそうですね。
また、運転再開後の運行本数も車両の被害が甚大だったため、5〜6割程度となるみたいなので、完全復旧にはまだまだ時間がかかりそうです。
【2019.10.14 追記】
JR東日本から10月14日の長野ー東京間の運行について発表がありました。
北陸新幹線は、台風19号の影響により、しばらくの間列車本数を減らして、
東京~長野間で折り返し運転を行います。
本日(10月14日)の北陸新幹線(東京~長野間)の運転計画は以下のとおりです。 pic.twitter.com/8gDfIDS68B— JR東日本【新幹線】運行情報 (公式) (@JRE_Super_Exp) October 14, 2019
しばらくの間は本数を減らしての運行になるようですが、完全運休ではないようなので、今後も公式ツイッターなどを登録して随時確認してみるといいかもしれません!
E7 or W7が7本水没。北陸新幹線、しばらく平常運転は出来なさそう。 pic.twitter.com/pI3Osv7JSG
— 黒猫大和 (@keio6000) October 12, 2019
北陸新幹線の復旧がいつになるのかは、まだ見込みすら立っていません。
当面の間は運休で、運行再開については未定とのことです。
相当な被害ですので、まずは被害状況の確認と周囲の環境整備などに追われ、今後の見通しについてはそれからなのかなという感じです。
個人的には、車両基地センターから水が引くまでに1週間くらい、そこから具体的に被害状況の確認や今後の見通しについて話し合いが行われるのかなと思っています。
一部では水が引くまでに3〜4週間かかるのでは?とも言われており、このことを考えると数日で復旧するとは考えにくいですね。
被害がとても大きいため、少なくても今月末くらいまでは運休が続きそうです。
もし復旧されたとしても、今回浸水被害を受けた新幹線は使えないと思われますので、当面は運転本数を減らしての運行となるのではないでしょうか。
北陸新幹線を利用しようと考えていた人は、高速バスや飛行機などの別な交通手段に変更することも検討した方がいいかもしれません。
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台風19号|北陸新幹線の被害額は?
今回の台風19号の影響による北陸新幹線の被害額は、328億円くらいだと想定されます。
まず、今回の千曲川の氾濫で浸水した新幹線について被害の詳細をまとめてみました。
【浸水の被害を受けた新幹線】
E7系:8編成(12両)
W7系:2編成(12両)
→計10編成/120両が浸水の被害に
→全体のE7系とW7系の3分の1が浸水した
浸水被害にあったE7系/W7系は、1編成(12両)あたり32億8000万円ほど製造するのにお金がかかるそうです。
となると、今回被害にあったのは10編成(120両)なので、ざっと計算しても328億円程度の被害額であることが考えられます。
ただし、これは単純に浸水した新幹線に対する被害額です。
これに、通常通り運行できなかったことでの損害額や、今回の被害のために対応を余儀なくされた人々の人件費、車両基地センター内の様々な設備の復旧なども考えると、もっと被害額は高いのではないかと思います。
台風19号|北陸新幹線の代走予想
浸水した新幹線について、すぐには復旧することはできないと思いますし、最悪廃車になる可能性もあるということですので、北陸新幹線の代走についても話題となっています。
10編成御臨終じゃあやっぱ上越新幹線置換え延期でE7新潟車持ってくるしかないよなぁ
北陸新幹線は碓氷峠とか電化方式とかでE7/W7しか走れないし上越のE7運用E2/E4代走も今後発生するかも— Noji@ノート乗りのごちうさ難民 (@nojirize214) October 13, 2019
上越新幹線系統のE7系運用をE2系、E5系に代走させて北陸新幹線に上越新幹線のE7系を入れるとか
— 笠原 信雪 (@KasaharaNobuyu) October 13, 2019
#E7系 /#W7系 の代走はE68x系、というのは?
富山東京は新幹線
かがやきのみ金沢東京
富山大阪は元のサンダーバードでとか#北陸新幹線 #台風19号 #長野新幹線車両センタ— (@HiRo_waiking) October 13, 2019
E2系はN編成は北陸新幹線を走行できるが(既に全車引退廃車)
J編成は東北新幹線用なので60ヘルツ区間は走れんなだから代走は無理か
知らんけど https://t.co/b62N1ETooN
— れらほの☘️(はれれ)@しばらく社畜 (@hare_kamimoe) October 13, 2019
浸水被害を受けたE7系は、東と西の周波数(50/60Hz)に対応できるようになっており、碓氷峠などの急な坂も登れるように作られている新幹線なので、なかなか他の新幹線を代走させることは難しいようです。
その中でも代走の可能性としてあるとすれば、現在、上越新幹線で使われているE7系の3編成です。
これが50/60Hzに対応しているとなれば代走として北陸新幹線に派遣されてくるかもしれません。
しかし3編成しかないので、仮に代走したとしても、当面の間は運行数が減少するのは避けられないと思います。
まとめ
ここまで、台風19号の影響で運休している北陸新幹線の復旧の見込みはいつになるのかや、浸水した新幹線の被害額や代走についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回お伝えしてきた内容を簡単にまとめてみます。
【まとめ】
北陸新幹線の復旧見込み:未定(数日での復旧は不可能だと思われる)
北陸新幹線の被害額:約328億円(諸経費を足したらもっと多い)
北陸新幹線の代走:上越新幹線のE7系3編成が濃厚
まだまだ現状把握の段階だと思われますので、今後の対応などについては公表までに時間がかかりそうですが、早く復旧して欲しいですね。
復旧のために頑張っている方々も大変だと思いますが、体調などに気をつけて作業に当たって欲しいなと思います。
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